予備校の授業が多のは、やってる気分にはさせるが、実際のところはどうなのでしょう。

予備校のスケジュールは過密状態

昨年まで米山進学ゼミに在籍して、今年は近所の大規模予備校で浪人生活を送っているAくんが時々塾を訪ねてくれます。正確に言うと、彼のことが気掛かりで、時々、彼の予備校での授業が終わった後に、こちらの教室に来てもらっているのです。

毎日忙しそうで、朝から晩まで受講に追われ、落ち着いて予習と復習をしている暇がないとのことです。ただ受験生活の過ごし方は人によるので、彼の報告をもってすべてに当てはめることはできません。ただ、苦しくても、彼には頑張ってほしいの一言です。

暗記している暇はあるの?

いつも疑問に思うことがあります。この大規模予備校は毎年、マーチに延べ200名弱の合格者を出していますが、そのほとんどは、上位国公立コースの生徒による併願合格の結果のようで、それほど進学はしてはいないでしょう。数だけ見れば、それはそれでおめでたいことだと思いますが。

ただ、肝心の所謂マーチをめざすコース在籍の生徒からの合格はほとんどない様子です。たった3科目しか勉強していないのになんでこんなに合格しないのか、平素とても疑問に思い、残念に感じています。

ただ、Aくんの話を聞く限り、私大コースの生徒たちも受講に追われ、暗記に十分な時間をかけていない様子です。予備校に通うことが受験勉強だと勘違いし、現役時代と同じ生活を送っていているようでは、生徒自身の自己責任を免れませんが、大規模予備校だからといって、これまで通りの指導(経営)の在り方では、生徒の人生設計に対して少し無責任なのではないかと思ってしまいます。

浪人生には指導のない日が必要

受験生に必要なのは、暗記学習のシステムを適切に提示し、きちんと実践できているかどうかを丁寧に管理してあげることです。これにきちんとついてくることができる受験生が十分に成績を伸ばし、時に驚くような結果を出します。

そもそも語学学習で成績を上げるのにそんなに長期の期間は要しません。勝負は数か月だと言って構いません。1年かけても成績上昇が見られないとしたら、指導内容そのものよりも、暗記学習の手引きとそのための環境づくりが大きく欠落していると考えて良いでしょう。

受験生には余裕を持った指導スケジュールが必要だと考えます。